中国西安のバイク事情
中国ではほとんどの都市部でバイクでの走行が禁止されています。ただ西安に関しては2017年からバイクでの西安中心部での走行が解禁されたようで、中国としては珍しく都市部をガソリンエンジンのバイクが走り回る光景を見ることができます。
もちろん日本じゃ見かけない電動バイクやスクーターもたくさん走っており電動スクーターに関しては自転車と同じ扱いなのか基本みんなノーヘルで乗り回しています。
西安で度々見かけたのがSUPER SOCOというメーカーの電動バイクです。
充電が減ったら交換できるカートリッジ式バッテリーを採用した電動バイクで最高時速は45kmしか出ないけど満充電で160km走れるらしい。
藤原とうふ店ステッカーが貼られたフルカウル電動バイクがありました。
イニD人気なのだろうか...。
上の写真を見てわかる通り電動スクーターがたくさん走っており基本ノーヘルです。
免許が不要なのかマナーに関しては最悪で逆走してるスクーターも普通にいます。
西安には回民街という回族(イスラム系少数民族)が経営する飲食店や雑貨店が軒を連ねる一大観光地があるのですが、この場所ではアメ横並みの人通りの中を無音の電動バイクがひっきりなしに通るのでちょっとおっかないです。
電動バイクは無音で歩行者に気づかれにくいので20秒に1回くらいはクラクションが聞こえてくる感じです。
電動バイクがけたたましくクラクションを鳴らす回民街の中で1台の綺麗すぎる390Dukeが異彩を放っていました。
同じく回民街にて荷物を満載した中国ホンダのCB190Xが停まっていました。日本ではまず見ない小排気量アドベンチャーモデルですが、西安ではこのCB190Xが走っているのを結構見ました。
ベネリ752s ドカモンと似たデザインですがパラツインです。
ベネリは現在中国企業の傘下に入ってるイタリアのバイクメーカーで、日本では見かけないけど中国では多数派なようで西安でも何台か見ました。
警察車両に使われてるバイクはベネリのBJ600GSだと思われます。