中国西安 回民街で見たもの食ったもの
西安は昔シルクロードの起点として栄えた都市で、中央アジアから移住したイスラム教の人々が定住して長いの歴史の中で中国化しつつも、信仰は守り独自のコミニュティを形成してるようです。
回民街に入る前に同盛祥と言う店で羊肉泡馍を食しました。
羊肉泡馍と書いてヤンロウパオモーと読みます。
スープの中に羊肉、春雨、細かくちぎったパンを入れてトッピングで香菜をまぶして食べる西安の伝統料理。38元。羊肉が好きな自分にとってはなかなか美味しいんですが見た目から想像する以上に腹もちがいい感じで、回民街に入る前に胃が膨れてしまいました。
回民街には中国とイスラムを掛け合わせたようなB級グルメが多くあり歩きながら物色してるだけでも非常に楽しい。
石榴汁(ザクロジュース)10元
至るところでザクロジュースが売っています。 兵馬俑で売ってたザクロジュースは濃厚で美味かったんですが上の写真のザクロジュースはいろはす桃みたいな薄味でした。
兵馬俑で売ってた石榴汁(ザクロジュース)10元(濃厚で美味い)
酸奶冰淇淋。 あずきをまぶしたヨーグルトアイス的なやつです。18元。
布で頭を覆ったイスラム美女3人がこのアイスを売っていて、その様子をカメラで取る欧米人観光客の団体がいたのが印象に残っています。
烤羊肉串。12元。羊肉の串焼きですが串じゃなくて木の枝みたいなのにぶっ刺さってるのがミソ。
臭豆腐。 15元。
臭豆腐だけど香菜と辛子で打ち消してるおかげか臭くないです。
今まで台湾の士林夜市、新橋の台湾料理店、そしてここ西安の回民街の3箇所で臭豆腐を食べましたが、
新橋で食った臭豆腐がぶっちぎりで臭かったです。
回民街のメインストリートにはこのようなゴミ箱が等間隔で置かれています。
西安のゴミの分別はアバウトかつシンプルでリサイクルできるか、できないかの2種類みたいです。この写真だと青のゴミ箱にリサイクルできそうな物はペットボトルだろうが金属だろうが入れて、できなさそうな奴は白いゴミ箱へといった感じです。
ただ回民街においてはゴミの分別は機能してない感じで白のゴミ箱も青のゴミ箱も、紙皿とか箸とか串とかパクチー嫌いが捨てたパクチーとかが無差別に捨てられてました。
回民街のメインストリートにはこのようなVR体験施設もありました。
回民街の中でもかなり奥まった場所に清真大寺というイスラム寺院が存在します。
742年に創られた中国最古のモスクです。見た目は中国の他の仏教寺院と同じような感じですが、メッカの方角に向かって長方形に作られた敷地、偶像がない、アラビア文字の装飾などの特徴がありイスラムの教えに従って創られた中国建築様式のモスクといった感じです。
夜になると回民街の入り口に存在する鼓楼(設置した太鼓を鳴らして時報を伝えるために作られた建物)が綺麗にライトアップされます。
鼓楼の上から夜の回民街を眺めてました。